栗林公園の作庭様式は「池泉回遊式」と呼ばれ、園内を散策して景観を楽しむことを前提とした作庭がなされています。そのため、園内のどこを切り取っても美しい景観を楽しめるのが大きな特徴です。
ぜひ広大な園内を周り、四季折々の草木も楽しみながら散策しましょう。

栗林公園の代表的な景観スポットは、紫雲山を背景に南湖の西に配された掬月亭（きくげつてい）と、掬月亭や飛来峰から見下ろす偃月橋（えんげつきょう）でしょう。
借景の手法を取り入れた掬月亭では、背景の紫雲山を含めて計算され尽くした風景を楽しめます。

園内の南湖では、南湖周遊和船「千秋丸」「迎春丸」に乗船して庭園を回れます。約30分間、ゆっくりと南湖をめぐっていると、殿様気分になれるかも。偃月橋が湖面に映り半月に見える様子も間近で見られますよ。

確実に乗船したい場合は、前日までに予約をしておくと安心です。予約の場合は、乗船時刻の30分前までに乗船券売場で乗船券を購入しましょう。 栗林公園をめぐり、日本庭園の良さを再認識しながらゆっくりとお過ごしください。